テレビ朝日の人気特撮シリーズが異例の事態に直面している。『ギャバン』の新作が予定より大幅に短期終了することが明らかになった。
昭和の名作特撮を復活させた同作だが、現在の視聴環境やターゲット層の多様化により、想定を下回る視聴数を記録。制作陣は当初1年間の放映を想定していたが、半年での終了を余儀なくされたという。
これは近年のテレビ朝日の特撮枠では極めて異例。従来は安定した視聴率を誇ってきた時間帯だが、配信動画やストリーミングサービスへの視聴者流出が急速に進む中、従来のテレビ放映のみでの展開の限界が露呈した形だ。
業界関係者からは「懐かしさだけでは現代の視聴者を引きつけられない時代になった」との声も。今後、特撮ジャンルはネット配信との複合戦略を迫られることになりそうだ。
昭和特撮の再評価は業界の大きな期待だったが、現実はシビア。テレビ朝日は今後の特撮戦略の抜本的な見直しを求められている。

