スナック菓子大手のカルビーが、主力商品を含む75品目の値上げを発表した。ポテトチップスやかっぱえびせんなど、消費者になじみの深い商品が次々と対象となる。
値上げの背景には、原材料費の高騰と物流コストの上昇がある。小麦粉やトウモロコシなどの農産物価格が国際市場で上昇し続けており、各食品メーカーの経営圧力が高まっている。カルビーも「原材料の安定調達」と「事業継続性の確保」を理由に、今春から順次値上げに踏み切る方針を固めた。
対象となる商品は、カルビーの売上高の大部分を占める定番品ばかり。値上げ幅は商品によって異なるが、複数の主力商品では5~10%程度の値上げが検討されている。消費者からは「もう買わない」「家計がもたない」という悲鳴が上がることが予想される。
この値上げ決定は、相次ぐ食品メーカーの値上げラッシュの中でも象徴的。大手メーカーですら原材料費の波に抗えない状況が、家計への直接的な打撃となっている。

