警察は実の娘に対して性的暴行を加えたとされる父親を逮捕した。被害者は10代で、家庭内という密室で長期間にわたる被害を受けていた可能性が高い。
捜査関係者によると、娘からの相談がきっかけで事件が発覚。警察は強制わいせつ罪などで父親を逮捕し、事実関係の確認を進めている。被害者の心身への対応も検討されているという。
親子関係という信頼関係を悪用した悪質な事件。同居家族以外に相談相手がいない未成年者が、身近な加害者から被害を受けるケースは氷山一角と指摘する専門家も多く、家庭内暴力・性被害の早期発見体制の強化が課題とされている。
厚労省の相談窓口や児童相談所への通報が、こうした事件を止める唯一の手段となることが多い。同様の状況にある子どもからの連絡を待つ体制が機能しているか、改めて問い直される局面だ。

