米国株式市場の象徴であるNYダウが終値で初めて5万2000ドル台を突破した。この歴史的な高値更新は、バイデン政権下での経済政策と市場の強気姿勢を象徴する出来事だ。
米国企業の利益成長と金融緩和期待が投資家心理を支える中、テクノロジーセクターを中心とした大型株が買い越されている。一方で日本株はこの上昇トレンドから取り残されているとの声も上がっており、『アメリカの資産は増える一方、日本は停滞している』という不安感が国内投資家に広がっている。
日本の経常収支黒字や円安による輸出企業の収益改善にもかかわらず、日経平均はこうした好況ムードを十分に吸収できていないのが現状だ。米国市場の歴史的な高値更新の裏で、なぜ日本経済だけが取り残されるのか——その答えは政策判断と市場心理のズレにあるとも指摘されている。

