DeNA・藤浪晋太郎投手(32)が野球人生の岐路に立たされている。長年の課題である制球難は、球団が誇るAIデータ班の力をもってしても解消されず、今後の投球成績次第では今オフに現役続行への危機が訪れる可能性も浮上している。
かつての期待の逸材も、制球の不安定さに苦しめられ続けているのが実情だ。DeNAが最新のAI技術やデータ分析を投入し、フォーム改善に取り組んできたにもかかわらず、根本的な解決には至っていない。野球界全体がデータの時代へシフトする中、それでも解消できない課題を抱え続けることの重みは大きい。
32歳という年齢も後押しになり、失われた時間を取り戻すチャンスは限定的だ。球団の投資がむなしく、プレーの質的改善が見込めないままでは、キャリアの選択肢は狭まるばかり。来シーズンへ向けた調整期間に、藤浪がどこまで制球の精度を上げられるかが、職業野球人としての今後を大きく左右することになりそうだ。
データとテクノロジーの時代においても、個人の課題を完全に克服することの難しさを象徴するケースとなっている。

