ウクライナのゼレンスキー大統領がフェドロフ国防相の更迭を決定したことで、ウクライナ各地で市民の怒りが爆発している。16日に開かれた抗議デモには首都キーウ中心部の広場だけで数千人が集結し、政府への不信感が露呈した。
戦争最中の国防体制の激震に、兵士と市民の動揺は避けられない。国防相という国の防衛を司る最重要ポストの突然の交代は、現在進行中の戦闘に直結する人事。ゼレンスキー政権が説得力のある説明を示すことができるか、その真意が問われている。
全土で広がる抗議の声は、単なる人事不満ではなく、戦時下の統治への信頼を揺るがす事態だ。キーウのデモ参加者らの表情から、政権への疑問符がますます大きくなっていることが読み取れる。この更迭の背景には何があるのか、ゼレンスキー大統領の説明責任が問われることになりそうだ。

