スマートフォンやWebサイトで表示される広告の中に、表示上は閉じるボタン(×)があるのに、実際には機能しない「クローズボタン詐欺」的な仕様が存在する。ユーザーが何度クリックしてもページが消えず、結果的に広告をタップさせられるという悪質なパターンだ。
こうした広告手法について、消費者庁や弁護士の間で「景表法(不当景品類及び不当表示防止法)違反ではないか」という議論が高まっている。実は法的な「グレーゾーン」であり、判断が分かれるのが現状。一部の広告主やASP事業者は「ユーザー体験の最適化」と主張し、消費者団体は「ユーザーの選択を侵害する不正行為」と指摘している。
問題なのは、この仕様がCMSやアドネットワークの「デフォルト機能」として組み込まれている場合もあり、知らないうちに大手企業のサイトでも採用されている可能性がある。今後の法規制動向や企業の自主基準がどう変わるかが注目されている。
あなたのスマホでも、こうした「閉じられない広告」に遭遇したことはありますか?

