昭和の駄菓子として愛された「都こんぶ」を製造する中野物産(堺市)が、創業以来初めての大量自主回収に踏み切った。対象は外国産昆布を使用した特売品約39万袋。異臭が確認されたことが回収の理由だという。
同社は創業当初から国産昆布の使用にこだわってきたが、今回問題となった商品では初めて外国産昆布が使われていた。一部ロットで酵母由来の異臭が検出され、品質管理体制の見直しを迫られる事態となっている。
39万袋という膨大な数の回収は、製造・流通・販売の各段階に大きな影響を与える可能性が高い。消費者からの信頼を回復するために、同社がどのような対応を取るのか注視される。ロングセラー商品の安全性問題で、今後の製品方針に変化が生じるのか、注目が集まっている。

