熊本地震の被災地では発災から30日が経った今も、停電や断水が続いている。多くの被災者が自家用車での寝泊まりを強いられ、自宅敷地や公共施設の駐車場で「軒先避難」を続けているという。
余震と酷暑が同時進行する厳しい環境の中、なぜ被災者たちは避難所ではなく車中泊を選ぶのか。高齢者や子どもを抱える世帯が、プライバシーの確保や感染症対策の懸念から、避難所入所に躊躇している実態が浮かび上がる。
専門家たちは、こうした状況が長期化することへの警鐘を鳴らしている。ライフラインの復旧は進むのか、それとも被災者たちはあと何日、何週間この状態を耐えることになるのか。行政の支援体制と被災者のニーズのギャップが問われている。

