かつて四国の山々に当たり前のように生息していたツキノワグマが、今、絶滅の危機に直面している。
野生動物の個体数調査によると、四国のツキノワグマ生息数は過去30年で劇的に減少。生息域の分断化や狩猟圧の増加により、もはや数百頭規模にまで落ち込んでいるとみられている。専門家からは「このままでは10年以内に四国からの完全消滅も現実的」という警告も。
原因は多岐にわたる。山林開発による生息地喪失、農村部での有害鳥獣駆除、そして本来なら個体数調整の役割を担うべき狩猟が実施されていない県も存在する。四国全体で統一された保全政策の不在が、この危機的状況を加速させているのだ。
山の自然を象徴する存在の消滅——それは単なる動物の問題ではなく、生態系全体のバランス崩壊を意味する。対策を打たなければ、四国は「クマのいない山」になってしまうかもしれない。
あなたは四国のクマ絶滅をどう思いますか?保全と地域の安全のバランスは、取れるはずです。

