愛媛県の中村知事が、県産苗木の海外流出問題に関して国への対策要望を強化している。ブランド化された日本の優良農産物の種苗が、無断で海外に持ち出されるケースが相次いでおり、特に中国での無許可栽培が疑われているという。
日本の農業技術や遺伝子資源は国の競争力の核。高い品質を維持するため育成・改良されてきた苗木が、十分な対価なく流出すれば、国内農家の経営を圧迫するだけでなく、グローバル市場での日本ブランドの希釈につながる危機的状況だ。
知事は税関強化や輸出許可制度の厳格化などを要望。ただ現状では「個人レベルの持ち出し」「種苗法の罰則が軽い」といった隙間が存在する。農水省の対応が急務とされているが、対策の実効性をめぐっては疑問の声も。
日本の農業資源が国外で好きに使われていいのか——読者はどう考える?

