東京都の小池百合子知事は14日(日本時間15日早朝)、米ニューヨーク大学を訪れ、都内へのキャンパス新設に向けた合意書を取り交わした。世界的に名高い同大学の東京進出は、都の国際競争力強化の切り札になる可能性がある。
この日の締結式で小池氏は報道陣に対し、ニューヨーク大学との合意に意欲を示した。都は今後、新設キャンパスの具体的な場所や規模、開設時期などの詳細を詰めていく見通しだ。
ニューヨーク大学は世界有数の研究機関として知られ、東京への進出は日本の学生にとって国内にいながら国際水準の教育に触れる機会となる。一方で、既に都内に複数の外国大学キャンパスを持つ他県との競争も激化しそうだ。
都は経済効果や人材獲得、国際化推進の観点からこの誘致を推し進める戦略だが、実現までのプロセスや費用負担など課題は残る。果たして東京はトップ大学を引き寄せられるか——注視が必要だ。

