独身で子どもがいない53歳女性が、人生設計について悩みを打ち明けた。65歳までに6000万円の資産形成を目指しているという彼女が頭を悩ませているのは「死後の遺産の行方」だ。
現在の法律では、独身で子どもがいない場合、死後の財産は兄妹などの親族が相続する。この女性のケースでも、兄妹が相続人となる可能性が高い。しかし本人の願いは別だ。「普段ほとんど会ったことのない甥や姪に財産が流れるのは納得がいかない」という心情から、社会福祉施設への寄付を検討している。
この投稿がネット上で話題を呼んでいる背景には、日本社会における「相続制度への違和感」と「人生の自由度」に関する根本的な問いかけがある。自分が稼いだ金銭を、どう活用・処分するかは本来その人の自由なはずだが、日本の相続法はそれを認めない設計になっている。
一方で「家族制度の維持」と「扶養義務」の観点から、親族への相続を当然とする考えもある。果たして、独身で子どもを持たなかった人生選択をした者の遺産は、誰のものであるべきか—この問いに、あなたはどう答えるだろうか。

