秘書だった女性職員へのセクハラ行為を認定された村上卓哉前市長(55)。辞職に伴う福岡県田川市長選は12日投開票され、再選を目指した村上氏は落選した。
セクハラ認定から辞職、そして落選—職務を全うできなかった前市長に対し、市民の判断は明確だった。秘書へのセクハラ行為という公務を侵す不祥事が、首長としての信任喪失につながった形だ。
田川市は長年の課題を抱える自治体。市民の期待を背負うべき市長職にあった人物が、部下へのセクハラで身を引く事態となったことで、組織内のハラスメント対策や市政への信頼回復が急務となる。
セクハラで認定された前首長の再選を市民が認めなかったということだが、田川市の今後の市政運営と被害女性職員のその後の処遇について、どう向き合っていくのかが問われている。

