カンボジアでの生体腎移植を巡る有償あっせん事件で、警視庁などの合同捜査本部は28日、臓器移植法違反の疑いで容疑者を再逮捕した。
容疑は別の患者にも同国での手術を仲介し、対価として計約850万円を受領したとされている。今回の再逮捕により、事件の規模が複数患者に及んでいることが判明。金銭を介した臓器あっせんの実態がさらに広がっていた可能性が指摘されている。
国内での臓器移植は厳格に管理されているが、海外での移植を仲介する違法業者は後を絶たない。患者の切実な状況に漬け込み、法の網をくぐろうとする実態が明かされた形だ。
このような有償あっせんは医療の倫理に反するだけでなく、患者側も法的リスクを負う。今後の捜査でさらに関係者の逮捕が進む可能性もある。

