地域の農家が丹精込めて育てたハーブを販売するため設置した自動販売機が、心ない落書きと謎の液体被害を受けた。女性農家がSNSで怒りをぶちまけた。
ハーブを好む人々や飲食店関係者の間で人気となっていたこの自販機。地域活性化の一役を担い、農家の売上げにもなる取り組みだったはずだ。しかし現実は、無責任な人間による破壊行為に晒されていた。
「酷い。なんでこんな事するん」——女性農家の悲壮な一言が、被害の深さを物語っている。営農を続けるうえで、こうした嫌がらせまで覚悟しなければならないのか。農家と消費者を結ぶ直販窓口が、このままでは成り立たない。
地域の産業を支える側が被害を受け続ければ、やがて撤去を余儀なくされる。そのとき、本当に失われるのは何か——もう一度問い直す必要があるのではないか。

