国連のグテレス事務総長が今年末で退任するため、その後任を決める第1回投票が30日、国連安全保障理事会で実施される。今回の事務総長選には過去最多水準の7人の候補者が名乗りを上げており、初投票から激しい競争が繰り広げられることになった。
事務総長選は通常、安保理での投票と総会での承認を経て決定される。7人という多くの候補者が立候補するのは異例の事態で、各国の思惑や利益が複雑に絡み合っている。安保理常任理事国の拒否権の行使いかんでも大きく左右される可能性が高い。
国際政治の舞台では、この選挙が国連の今後の方向性を左右する重要な決定となるだけでなく、大国間の対立や新興国の台頭を映し出す鏡となる。初投票の結果がどのような構図を示すのか、国際社会の関心が集まっている。

