コンビニ各社が「海苔なしおにぎり」の販売を拡大している。ファミリーマートやセブン-イレブンなど大手チェーンが相次いで商品化し、従来品との価格差は最大51円に達するという。
背景には、原料費の上昇と消費者の節約志向の高まりがある。海苔の仕入れコストが急騰する中、企業側も「安さを求める層」のニーズをキャッチ。海苔をはずすことで製造コストを削減し、安価な選択肢を提供する戦略に転じた。
実際、海苔なし商品は通常より数十円安い価格設定が可能となり、家計が逼迫する消費者からは「助かる」の声が上がっている。一方で「海苔こそがおにぎりの良さでは」「見た目で損している」と、品質面での懸念の声も出ている。
物価高が続く中、値下げではなく「商品そのものをシンプル化して安くする」というコンビニの新しい対抗策。今後、他の食品でも同じ傾向が広がる可能性が高い。

