サッカー・ワールドカップ北中米3か国大会の準決勝(15日)でイングランドと対戦したアルゼンチンの選手が、試合後に英領フォークランド諸島(アルゼンチン側はマルビナスと呼称)の領有権を巡る横断幕を掲げた。
この行動は英国で猛反発を招いている。サッカーの国際試合は政治的主張を持ち込まないことが暗黙のルールとされてきたが、領土問題という極めてセンシティブなテーマがピッチに持ち込まれた形だ。
アルゼンチンは南米の大国として領土主権への強い立場を掲げており、スポーツの場での政治表現については国内で支持する声もある一方、国際的には物議を醸しやすい。英国側は北中米3か国での大会運営に関わっており、この事態への対応が焦点となる可能性がある。
スポーツと政治の線引き、そしてナショナリズムの表現をめぐる議論が改めて浮上している。

