年収600万円という「収入ライン」に到達している日本の給与所得者は、わずか24.9%に過ぎない。4人に1人の割合だ。
しかしこの数字は、男女で劇的な差が生まれている。男性に限定すると年収600万円超に達している人の割合は36.2%にまで跳ね上がるのに対し、女性側の状況は大きく異なる。この落差が、日本の給与体系における構造的な性差を浮き彫りにしている。
「年収600万円超」というラインは、一般的に中流層の下限とも見なされる水準。600万円に届かない労働者が圧倒的多数派である一方で、性別による獲得機会の不均等さは、キャリア形成の差、職種選択の制約、昇進機会の違いなど複合的な要因を示唆している。
同じ労働市場に身を置きながら、男性と女性で3割以上の開きが生じる現実。この給与格差は、単なる統計数字ではなく、日本の職場における構造的な課題を象徴している。
あなたの周囲でも、この割合は当てはまっていますか?それとも、別の現実を目撃していますか?

