2月に南鳥島沖の海底から回収された泥から、希少な重レアアースが確認されたことが明らかになった。
日本の領海・排他的経済水域(EEZ)内での重要資源の発見は、エネルギー安全保障の観点から大きな意味を持つ。レアアースは電子機器・防衛装備品・再生可能エネルギー関連産業など、戦略的に重要な産業で不可欠な素材だ。これまで日本は供給の大部分を海外に依存してきており、中国による輸出制限のリスクにさらされていた。
南鳥島周辺海域での資源探査は、日本の経済的自立と地政学的リスク回避の両面で注目されている。ただし海底資源の採掘には採算性・環境影響・採掘技術など、クリアすべき課題も多い。今後、実際の商業化に向けてどこまで進むのか、そして採掘コストが見合うのか—日本の資源政策の一大テストケースになりそうだ。
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