川崎重工業とヨーロッパの防衛大手エアバスが防衛ドローン事業での戦略的提携を発表した。日本の防衛産業とグローバル企業の連携により、自律飛行ドローンの開発・製造・販売を共同で推進する計画だ。
この提携は、日本の防衛力強化と産業競争力の向上を同時に目指すもの。両社は技術開発と製造基盤を統合し、アジア太平洋地域を中心に市場展開する戦略だという。防衛ドローンは今後の戦場で重要な役割を果たす装備品として位置づけられており、事業規模は数千億円規模に達する見通しも出ている。
川崎重工は国防関連事業を急速に拡大させており、本提携によって国際的なプレゼンスを強化できる。一方、エアバスにとっても日本市場への足がかりとなる。両社の補完的な強みを生かし、世界市場での競争力を高める狙いだ。
防衛装備移転三原則の運用見直しにより、日本企業の防衛輸出が加速する中での重要な提携となる。今後、具体的な開発スケジュールや投資規模が明らかになると見られる。

