米紙ニューヨーク・タイムズが12日付の電子版で報じた、日本でロシアのウクライナ侵略に必要なハイテク機器の密輸を統括していたとされるロシア軍参謀本部情報総局(GRU)将校が、報道後に日本から出国したことが分かった。
同紙の報道によれば、この男性はGRU将校として、ウクライナ戦争に必要とされるハイテク機器を日本経由でロシアへ密輸する活動を統括していた疑いが指摘されている。報道が公開された直後、当人は日本を離れたという。
報道直後の出国という事実は、ロシア側が日本国内での工作活動に対して即座に対応する体制を備えていることを示唆するものとして受け止められている。日本の安全保障上、外国のスパイ活動が国内で展開されていた実態が明らかになったことは、関係機関の対応強化を求める声につながる可能性も高い。
今後、関係当局がこの男性の活動全体を追跡・調査する動きが注視される。

