福島県郡山市湖南町の「郡山布引風の高原」―ヒマワリの名所として知られるこの場所が、シカによる深刻な食害に直面している。約9ヘクタールあるヒマワリ畑のうち、すでに全体の約7割が被害を受けた状況だ。
毎年多くの観光客が訪れる花の名所が、野生動物による被害で危機的な状況に陥っている。シカが大量に侵入し、咲き始めたヒマワリを次々と食べている。対策が後手に回り、被害拡大を食い止められていない。
9ヘクタールという広大な面積に対し、7割もの被害とは尋常ではない規模。このままでは来年の営農意欲も失われ、名所としての存続そのものが危ぶまれかねない。野生動物との共存は簡単ではないが、こうした被害が続く地域で、農業と観光をどう守るのか―問題は深い。

