セブン&アイ・ホールディングスが25日、ポーランドのコンビニ最大手ジャプカ・グループへの出資計画を見送ると発表した。数千億円規模の大型投資案件が流れた形だ。
同社は当初、東欧市場への進出を視野にジャプカへの出資を検討していたが、売主との協議がまとまらず撤回に至った。海外M&A案件が破談となるのは珍しく、交渉が難航していたことが明らかになった。
セブン&iは国内飽和市場での成長限界を背景に、海外展開を急いでいた。東欧はアマゾンなど国際プレイヤーが続々参入する成長市場で、同社の進出意欲も高かったはずだ。だが売主側との価格や条件面での折り合いがつかず、断念を余儀なくされた形。
今後、セブン&iはどの地域への進出を優先するのか。限られた経営リソースを何に振り向けるのか、投資家・市場の目も厳しさを増しそうだ。

