アパレル小売大手・しまむらが、キャラクター商品の好調で存在感を急速に高めている。推し活ブームに乗じたグッズ販売が想定を大きく上回る売上を記録し、同社の業績を支えている。
従来、キャラ商品はアニメ関連企業や百貨店の専売領域だったが、しまむらが低価格戦略で参入したことで、顧客層が大幅に拡大。特に10代〜30代の女性層が週末に店舗を訪れ、推し活グッズを購入する流れが定着している。
「ファストファッションのGUやユニクロも、しまむらの成功を見て同様の商品展開を検討している」との業界関係者の指摘も。これまで衣料品の「安さ」で競ってきた各社が、いよいよ「推し活」という新たな消費トレンドを巡って競争を激化させようとしている。
しまむらの戦略転換は、低迷していた地方店舗の集客にも奏功。都市圏だけでなく地方の買い控え層にも響き始めており、今後の業績に大きな影響を与える可能性がある。推し活経済はまだまだ伸びしろがありそうだ。

