太平洋クロマグロの資源管理を巡る国際会議が14日、合意に至らず閉幕した。日本を含む各国が漁獲枠の拡大を求めていたが、資源保全派との対立で調整がつかないまま終わった。
クロマグロは世界的に高い商業価値を持つ魚で、特に日本の漁業界は経営圧迫を理由に枠の拡大を主張していた。しかし国際的な資源管理の枠組みの中で、過去の乱獲による減少傾向を懸念する国々と意見が平行線のままだ。
今回の不合意で、来年以降の漁業戦略がどうなるのか不透明になった。日本の漁業者側には経営への影響を懸念する声も出ており、政府の対応が注目されている。
資源維持と漁業経営のバランスをどこに置くべきか——国際的な協調の難しさが改めて浮き彫りになった。

