イングランドサッカー協会(FA)がジャンニ・インファンティーノ氏のFIFA会長再選への支持を撤回する方針を決めた。欧州主要国の足並みが揃い始め、FIFA内部の孤立が深まっている。
これまでワールドカップなどへの民間資本導入構想を巡り、各国との対立を深めてきたインファンティーノ氏。今回のイングランドの撤回表明は、欧州がこれ以上の譲歩はないという強いメッセージだ。
既に導入構想は撤回されているにもかかわらず、英国では騒動が終わるどころか、むしろ会長の責任問題へと矛先が向かい始めている。欧州各国が次々と距離を置く中、アジアやアフリカの投票動向が会長再選の鍵となる可能性もある。
国際スポーツ統治の危機的な分裂を目の前に、FIFA内の権力構図がどう変わるのか、注視が集まっている。

