かつて「庶民の味」として愛されたたこ焼き専門店「築地銀だこ」が、相次ぐ値上げで窮地に陥っている。1997年の創業時、8個入り1舟で420円(税込)だったたこ焼きは、今や700円を突破。創業価格からわずか20年余で約280円(67%)の値上げを強いられた客は、足が遠のいている。
帝国データバンクによると、親会社の業績悪化を示す指標が17ヵ月連続で悪化。値上げはインフレ対応と見られるが、「庶民的」の看板を失い始めた銀だこに、ネットでは「もはや高級品」「100円回転寿司より高い」という冷淡な声が相次いでいる。
唯一の救いは年1度の『大創業祭』。この際だけは創業当時の421円で購入可能だが、それすら420円当時の実質価値(インフレ考慮)からすれば値上げ。「特別感」を演出することで、かつての顧客を振り向かせようとする経営戦略も透けて見える。
700円のたこ焼きと420円のたこ焼き、あなたならどちらを選ぶ?

