トランプ米大統領は8日、トルコのアンカラで開催されたNATO首脳会議の席上で、スペインを「ひどいパートナー」と直言した。
大統領は同盟国の一角を名指しで批判する異例の発言を行い、米欧間の溝の深さを露呈させた。NATO内でも有数の経済規模を持つスペインへの強硬姿勢は、欧州各国から波紋を呼びそうだ。
背景には防衛費負担や貿易問題など、従来からのトランプ政権の主張があるとみられる。首脳会議の場で同盟国を公然と貶める異例の戦術をとった大統領の真意は、欧州各国に対する圧力なのか、それとも単なる不満の表出なのか——その判断は今後の米外交の行方を左右する可能性がある。

